劇場版機動戦士ガンダムOOについて。ネタバレあり!
劇中のラストで、地球上の総人口の4割はイノベイターになったとありますがこれって所謂SEEDでいうところのナチュラル、
コーディネイター的な確執の原因になると思うのですがどうでしょうか?
また対話を終えた50年後とかもありましたがELSはどうなったのでしょうか?
まったくの私見ですが・・・
あの世界の人たちは『自分もいつかはイノベイターになれる』と思っているんじゃないでしょうか?
コーディネーターと違い自然になる(と思う)ものですから『人の進化した姿』とある程度受け入れられやすかったのだと思います。
イノベイターは増加傾向にあり、コーディネーターと違い、因子を持つ者と結婚すれば子供もいつかは・・となると思うんです。
まあ、50年間の間にもいろいろあったのかもしれません。
あまり良い回答にならずごめんなさい・・
> tomodachi_daisonさん
>劇場版の小説によれば、50年間の間に、一度大きな戦争が起きたそうです
やっぱりそう来たか。予想通り。まあ劇場版見なくても、人類の数割がイノベーター化し、旧人類とイノベーターの間に軋轢が生じる、そしてバッドエンドはないだろうと考えれば、最終的に人類とイノベーターは分かり合えたくらいの展開は予想出来ます。
テレビ版ラストの英文、脚本家が言っていた言葉から分かりますが、キーワードは「人類の幼年期の夜明け」なんです。これは、アーサーCクラークの有名SF小説「幼年期の夜明け」を指しています。(インデペンデンスデイでもこの小説をオマージュしたシーンが有ったりします)
簡単に言うと、イオリア計画の内容そのものが、この小説の内容の丸投げです(計画が宇宙人の手により行われるか、CBの手によるものかって差などはありますが展開がそのまんま)。そっから予測するに、人類とイノベーター間の戦争ってのは、旧人類・地球と決別し、宇宙に出て行こうとしたイノベーター達との間に軋轢が生じたのが原因ってとこなんですかね。(元ネタだと、新人類は地球を出て行ってしまい、人類・地球滅亡END)
ただ、ELSの話はイオリアにとって予想外、ヴェーダの計画にも無いと言ってたように、幼年期の夜明けにもありません。よくある金属生命体なんで、明確な元ネタがあるのか分かりませんし、何とも言えません。
確執や軋轢はもちろんあったでしょうね。
イノベイターに反感を持つ旧人類もいるでしょうし、イノベイターの中にもデカルトのように(あるいはデカルト以上に)旧人類を見下し、選民思想を持つ者も現れたでしょう。
劇場版の小説によれば、50年間の間に、一度大きな戦争が起きたそうです(ビリーとミーナの子や、クラウスとシーリンの子、CBメンバーの一部も参戦したそうです)。
具体的にどういう原因の戦争だとかは記述されていませんでしたが、イノベイターと旧人類との争いだったとも想像できます。
ただし、SEEDのコーディネイターとナチュラルが産まれた時から決まっているのに対して、00の人類は、いつ自分が、あるいは家族が、あるいは友人がイノベイターに覚醒するか分かりません。
そういう状況の中では、SEEDのコーディネイター排斥運動のように、イノベイター排斥運動は盛り上がらなかったのではないでしょうか。
いつか自分や家族が排斥されることになるかもしれない・・・という不安を抱えてやらなければならないのですから。
また、00の連邦政府はイノベイターが2人しか存在せず、世間にイノベイターのことが発覚していない事態の最初期から、イノベイターと旧人類との間に軋轢が起きないように対策を打っています。
これもSEEDの世界とは違う点でしょう。
そして、もう一つ大きいのが、00では連邦政府が軍事力を独占しているということです。
これでは反イノベイターの国、親イノベイターの国、という風には別れにくいですし、大きな武力を持ったテロ組織というのも産まれにくいでしょう。
SEED世界に比べれば、00世界は争いの起きにくい環境になっていると言えますね。
ELSは、地球にやってきた部分は刹那の意思を受けて50年後も大きな花の形になったままです。
母星にいるELSは、刹那が対話に向かい、50年後に帰ってきたので、具体的には分かりませんが、どうにか解決したのではないでしょうか。
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